認知症とは?早期発見と予防、そして高松市での相談先
認知症は、記憶や判断力が徐々に低下していく脳の病気です。特に高齢者の増加とともに、その関心は高まっています。
日本では65歳以上の7人に1人が認知症とされ、香川県高松市でも支援体制が強化されています。
✅ 主な症状
- 同じことを何度も聞く・言う
- 慣れた道で迷う
- 財布や鍵を何度も失くす
- 計画的な家事や買い物が難しくなる
- 人付き合いを避けるようになる
こうした症状が現れても、すぐに“認知症”とは限りません。
「加齢による物忘れ」と「認知症による記憶障害」は別物です。
✅ 簡易セルフチェック(例)
- 6か月以内に忘れ物・紛失が増えた
- 会話の中で単語が思い出せない
- 今日が何日かをよく忘れる
- 最近、怒りっぽくなった気がする
- 趣味や外出が面倒になった
3つ以上当てはまったら、早めの受診をおすすめします。
✅ 予防の3つの柱
- 運動(ウォーキング・体操など)
- 食事(バランスよく、青魚・大豆製品・野菜中心に)
- 社会参加(会話・趣味・地域活動)
✅ 高松市の相談窓口
- 地域包括支援センター(市内に28か所)
→ 介護・認知症に関する相談全般に対応(無料) - 認知症初期集中支援チーム(各地域に配置)
→ 訪問支援・家族支援も対応 - 香川県認知症コールセンター
電話:0120-783-660(平日9:00〜17:00)

早めの相談が、ご本人にもご家族にも心の余裕を生みます。
「これって大丈夫?」と思ったら、一人で抱え込まずに、ぜひ相談を。