転倒予防は足元から!自宅の安全チェック
高齢者のけがで最も多いのが「転倒事故」です。実は、自宅の中での転倒が約8割を占めていると言われています。なかでも玄関・トイレ・お風呂場・階段は特に危険ゾーン。ちょっとした段差や滑る床が大きな事故につながってしまいます。
対策の第一歩は、「足元の点検」。たとえば、玄関マットがズレていたり、コードが通路に出ていたりしませんか? 床の素材や照明の明るさも影響します。最近では、足腰に不安がある方向けに「滑りにくいフロアマット」や「夜間点灯の足元ライト」も販売されています。
次に、階段や廊下には「手すりの設置」を検討しましょう。手すりがあるだけで、安定感は格段に向上します。また、踏み台や玄関の段差には「昇降補助のスロープ」などを設置することも有効です。

家工房で、手すりの取付作業を行っています。ちょっとした工事や設置で、ぐっと安全性が高まります。「どこを直せばいいか分からない」「予算が限られている」という方も、ぜひご相談ください。